オカメインコの飼い方の基本~餌について~

オカメインコを初めて飼うという時に確認したいのが、オカメインコの飼い方の基本ですよね。人間とは全く違う生き物ですから、思わぬことでオカメインコを亡くしてしまったり、病気にしてしまったりということにならないためにも、しっかり飼い方の基本知識を付けてからオカメインコをお迎えしましょう。

オカメインコはまだ雛の頃からお迎えするのは、初心者の人には難しいといわれています。オカメインコの場合、セキセイインコなど他のインコと違って雛から育てると亡くしてしまうことも比較的多いといわれています。

なので初心者の人は中雛から飼うのがおすすめです。ここでは、オカメインコの飼い方のうち、中雛の挿し餌についてや、成鳥のオカメインコの餌についての基本の知識や注意点をご紹介します。

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オカメインコの飼い方・雛の餌

オカメインコの雛をお迎えしたら、まずどのような餌を与えたらいいのでしょうか。オカメインコの雛には、挿し餌を与えます。挿し餌は、オカメインコ専用のパウダーフードをお湯で練って40度くらいまで冷ましてから与えます。できればペットショップで与えていたのと同じ餌がいいでしょう。

環境の変化によってオカメインコが餌を食べないということも考えられます。ペットショップの人に、挿し餌の作り方や餌を与える時間、回数、給餌で使っていた道具(スプーンやスポイト)などを聞いて、なるべくペットショップで餌をあげていたのと同じように与えましょう。

挿し餌の柔らかさはさらさら感が少し残る程度にします。あまりお湯の量が少ないとオカメインコが誤飲してしまうリスクが高まるのでちょっとゆるめの挿し餌を作りましょう。

挿し餌は冷めすぎるとオカメインコの雛が嫌がって食べません。なので湯煎して40度くらいを保ちましょう。しかし、あまり熱すぎるとそのうを火傷してしまってそのう炎の原因になりますので温度管理には特別気を配りましょう。

挿し餌は、専用のスポイトで給餌してもいいですし、スプーンを使ってもいいです。インコによっては、給餌道具が変わっただけでも餌を食べないということがあるようなのでペットショップと同じものを用意できれば一番いいですね。いずれにしても給餌の方法は乱暴にしてはいけません。あまりくちばしの奥にいれると喉が傷ついて炎症を起こしてしまいますから注意しましょう。

また、挿し餌は作り置きしないように、その都度作って与えましょう。挿し餌には雑菌がわきやすいので、雑菌の増えてしまった挿し餌を与えるとやはりそのう炎の原因になってしまいます。それから、プラスチックケースなどの温度が低すぎると消化不良になってそのうの中の餌がいつまでも消化されず、餌をあまり食べないということにもつながりますので雛のケースの温度は29度から32度に保ちましょう

保温器具は、まずプラスチックケースに新聞紙や木屑を敷いて、保温電球で保温しましょう。温度計を用いて、保温しすぎにならないように気を付けながら管理します。

オカメインコによっては生後1ヶ月前後に挿し餌を拒否する場合があります。その時期に餌をしっかり食べさせるよう努力しないと、亡くしてしまうことも多いので餌を拒否しても強制給餌しましょう。

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しかし素人が強制給餌するのはオカメインコの鼻などに詰まらせてしまうリスクも高く、獣医さんに任せた方がいいという意見もあります。実際、オカメインコをペットショップからもらって来たらなんだか呼吸の音や鳴き声がおかしくて、鼻からチューブを差して吸引してみたら挿し餌が出てきたという事例もあります。

おそらくペットショップで餌のあげ方が下手だったためでしょう。心配なら、獣医さんに挿し餌のやり方を指導してもらうと安全に行えると思います。

次はオカメインコの成鳥の餌について確認していきましょう。

成鳥の餌について

オカメインコの餌は、生後2ヶ月ごろから一人餌に切り替えになります。挿し餌は、徐々に回数を減らして一人餌を食べるよう促していきましょう。

一人餌は主食はシードかペレットのどちらかを与えることになりますが、より栄養バランスが良いのはペレットです。いずれペレットを食べるようにしたい場合は挿し餌にペレットを混ぜてふやかして与えるといいといわれています。

だんだん一人で餌を食べるのに慣れるように、ケージ越しにスプーンでペレットをふやかしたのを与えてみたり、だんだん乾いた餌をスプーンで与えるようにしたりと段階を踏んで一人餌にしていきましょう。

餌の内容は、オカメインコの健康を左右するといってよいでしょう。ビタミンやミネラル不足からくる病気も多いですし、糖質過多や脂質過多などによって病気になりやすいです。オカメインコの餌は、主食だけでなく野菜やおやつなどもありますが、栄養のバランスを取ることがとても大切です。

くれぐれも、人間の食べるものをオカメインコに与えないようにしましょう。塩分や脂質や添加物など、オカメインコの小さな体には負担になるものが多く含まれています。消化も悪く、そのう炎などを誘発してしまうかもしれないのでオカメインコにはオカメインコの餌を与えましょう。

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主食はシードかペレットのどちらがいいのかという問題ですが、よりオカメインコが好むのはシードという意見もあります。殻付きの穀物なので、殻をむいて食べることでより自然の形態で食べることができます。殻なしシードと殻付きシードがありますが、くちばしの病気でない限りはなるべく殻付きシードを与えましょう。殻をむくのがオカメインコにとって楽しいようです。

オカメインコは粟穂も大好きです。野生のオカメインコが食べているような、より自然な形での食事を好むようです。また、餌入れにたくさん入っている餌よりも、床にまいてある餌のほうがより食いつきが良くついばむといわれています。

シードとペレットどちらをオカメインコに与えるかで、副食も変わってきます。ペレットはオカメインコに必要な栄養素が含まれているので、副食などを別途与えなくても大丈夫です。しかしシードの場合はビタミンAやカルシウムが不足してしまうので、ビタミンAの補給のためにベータカロテンの豊富な青菜や、カルシウム補給のためのボレー粉、栄養剤などを与える必要があります。

餌の量は、一日に体重の10パーセントくらいを食べるのが正常です。しかしオカメインコは餌をこぼしたり足で蹴散らしたりしてしまうこともあります。なので多めに入れておいた方がいいでしょう。オカメインコも含め鳥類は食いだめしないので、こまめに食べてエネルギーを補給します。

なので餌が足りないということがあると、命にかかわってしまう可能性もありますので、餌入れには体重の20パーセントくらい入れておきましょう。体重90グラムだとしたら18グラムの餌は入れておくことが必要です。

また、オカメインコによくひまわりの種を与えるという飼い主さんも多いですが、脂質の割合が多いので少しだけにとどめる必要があります。肥満になってしまうので、与えすぎに注意しましょう。

ペレットの場合、オカメインコ専用のペレットを与えましょう。鳥類といってもそれぞれに必要な栄養素が違ってきます。なのでオカメインコ用のペレットを与えましょう。もし一人餌への切り替え時やシードからペレットに変える場合になかなかペレットを受け付けてくれないという場合は、シードに少しずつペレットを混ぜ、だんだんペレットの割合を多くしていくという方法で切り変えましょう。

ペレットもオカメインコの個体によって好き嫌いが分かれることがあるので一つの製品だけでなく複数のペレットを混ぜて与えてみるといいでしょう。しかしペレットには色つきという特徴があるため、糞の状態が良く分からないというデメリットがあります。

フンは病気か健康かを見分けるための重要な情報源になります。まいにち糞をチェックして、ちゃんと餌を食べているか(病気の場合隠そうとして、シードの殻だけ剥いて食べているふりをすることがあります)、内臓から出血して黒いフンになっていないか、肛門から出血して赤いフンが出ていないかなど見分けて、いち早く体調不良に気付くことができます。

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シードとペレットのメリットとデメリットをまとめると、次のような感じになります。

・ペレットは栄養バランスが良く栄養管理が簡単というメリットがある。しかしシードより高いことと、フンの色が分かりにくいというデメリットがある。

・シードはオカメインコが殻をむいて食べるのが楽しい、ペレットより安いというメリットがある。しかしシードだけでは栄養が偏るため、青菜やボレー粉などを別で与える必要がある。

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まとめ

さて、オカメインコの餌についての基本的な知識をご紹介しました。オカメインコの飼い方を良く知って、オカメインコが安全に快適に過ごせるように準備しましょう。

オカメインコの餌のあげ方だけでも、こんなにたくさんの注意点があるんですね。命を預かるというのはなかなか責任があり大変なことです。

次回は、オカメインコの飼い方の基本で衛生管理についてご紹介します。ケージの掃除や消毒、餌や水の取り換えなどなど、セキセイインコが病気にならず健康に過ごせるように衛生を保つ必要がありますからね。次の記事もお時間があればぜひご覧ください。

オカメインコの飼い方の基本【衛生】

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