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オカメインコに健康診断は必要?検査内容や費用は?

オカメインコに健康診断を受けさせた方がいいのかと悩む飼い主さんもいることでしょう。

オカメインコのような鳥類は、野生の世界では捕食動物です。なので敵に狙われないように、体が弱っている時でもそれを隠そうと振る舞います。

これは本能的なものなので、安全に飼われている飼育下のオカメインコも同じです。飼い主さんがオカメインコの不調に気が付いた時には病気が重症化していたりということも多々あります。

オカメインコは病気を隠そうとする習性に加えて、人間よりも病気が進行するのも早いです。人間より早く年を取る分、病気の進行も様子見をしていると危険なのが鳥類です。

オカメインコの健康を守るためにも、定期的にオカメインコに健康診断を受けさせた方がいいでしょう。健康診断ではどのような検査が行われるのか、また費用はどのくらいかかるのかなどについて確認して行きましょう。

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オカメインコの健康診断そのう検査

オカメインコの健康診断は、最初にお迎えしてからまず一回受けましょう。そのあとは季節ごとに年に2回くらいは健康診断を受けさせましょう。

そのう検査というのがオカメインコの健康診断の一つの項目です。そのうという器官は食道が広がったところで、餌をためて消化するところです。そのうは炎症を起こしやすく、そのう炎はオカメインコのかかる代表的な病気です。

特に雛のオカメインコは挿し餌によってそのう炎になりやすいので注意が必要です。室温が低すぎると消化機能が鈍って、餌がそのうにたまり続けて細菌が増殖し、そのう炎になってしまうこともあります。

オカメインコの健康診断フンの検査

オカメインコの健康診断は、フンの状態も診ます。フンから細菌などが検出されないかという健康診断も行います。真菌の感染の有無からは免疫力の低下や、人間が食べる加熱した炭水化物(αでんぷん)の摂取などがあることが分かります。

免疫力の低下は栄養不足やビタミン不足、特にビタミンAの不足が考えられるといわれています。また、メガバクテリアや寄生虫に感染していないかもフンの検査で分かります。

メガバクテリアはオカメインコの胃に感染しますが、食欲不振や嘔吐、消化不良、血便などが見られます。抗真菌剤で治療しますが、治療が遅れるとメガバクテリアがフンから検出されなくなっても症状は治まらないこともあるといわれています。

また、胃でちゃんと餌をすりつぶして消化できているかというのもオカメインコの健康診断のフンの検査で知ることができます。フンに腸粘膜がたくさん見られる場合は、腸炎の可能性があるということもわかります。

それからフンの中に羽毛が見られる場合は羽をかじっていることが分かります。羽をかじるのは毛引きの一歩手前の症状なのでストレスや睡眠不足、栄養の偏りの確認、かじるおもちゃの設置などを行いましょう。

その他、フンから食物の消化具合を確認することで胆汁の分泌具合や膵外の分泌具合を知ることもできます。

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オカメインコの健康診断遺伝子検査

オカメインコの健康診断は、遺伝子検査も行えます。ほんの少しの血液や羽毛から遺伝子検査ができます。

クラミジア感染症(人間にうつるとオウム病と呼ばれる)に感染しているかいないかということや、PBFD、BFDという病気にかかっていないか調べる検査です。

PBFDというのは人間でいうエイズのようなもので、特効薬はなく治療することができません。オカメインコの免疫力がなくなる病気です。

PBFDに感染した鳥と接触したり、フンや餌入れなどの共有などから感染します。羽が抜けたり食欲不振、脂粉の減少、くちばしの変形などの症状が現れます。

治療は栄養バランスやストレスの除去、インターフェロンなどによる治療で、ウイルスが検出されなくなったというケースもあるようです。

BFDというのは、ポリオーマウイルスというウイルスに感染して起こる病気です。空気感染するので、予防も治療も難しいのが特徴です。突然死や食欲不振、羽毛の異常などが見られます。特効薬はなく、挿し餌をしている雛の時期に突然死が良く見られます。

しかし成長したオカメインコには感染してもほとんど発症しないといわれています。

オカメインコの健康診断の費用

オカメインコの健康診断の費用をご紹介します。健康診断のそのう炎の健康診断の費用は、だいたい500円から1000円くらいします。

フンの検査も同じく500円から1000円くらいします。

オカメインコの健康診断で一番高い遺伝子検査は、高額で1万8千円~2万8千円くらいします。

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オカメインコの健康診断まとめ

オカメインコに健康診断は年に数回受けさせて、異常がないか調べましょう。しかしオカメインコの具合が悪そうな様子が見られたら、即座に獣医さんに連れて行って治療をする心構えも大切です。

羽を膨らませてじっとしていたり、生あくびやくしゃみを連発していたり、水のようなフン、くちばしを半開きにしている、体重が急に減ったり増えたりしたなど、病気のサインを見逃さないように注意しましょう。

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