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オカメインコが餌を食べない!強制給餌をする方法

オカメインコが餌を食べない場合の強制給餌についてご紹介します。

雛の頃や病気の時、歳衰えて食べなくなったときなど、餌を食べないときにオカメインコの強制給餌をする必要があります。

これは知識のない人が安易に行うと、オカメインコの喉を傷付けたり気管に餌を入れてしまうリスクもありとても危険です。

ですから飼い主さんにはぜひ、オカメインコが餌を食べない場合の強制給餌の正しい方法について勉強していただきたいと思います。

家の近くに鳥に精通した動物病院があれば良いですが、そういうわけにもいかない場合も多々あることでしょう。鳥に詳しくない獣医さんに診察してもらうと、誤診してしまい適切な治療にありつけるまでに時間が経ってしまって、その間に症状が一層悪くなってしまうこともあるので鳥専門の病院を探しておくことを強くおすすめします。

強制給餌の仕方は、その必要が出た時に鳥の病院で教わるのが確実ですが、この記事では家の近くに手軽にかかれる鳥専門の病院がない、いつなんどき強制給餌が必要になっても自分で対応できるようになっておきたいという飼い主さんに向けてオカメインコの強制給餌の方法や道具についてご紹介します。

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オカメインコが餌を食べない?室温確認

強制給餌を考える前にまず試していただきたいのが、室温を上げることです。

オカメインコは低体温になると胃や腸の働きが鈍って食欲がなくなります。餌を食べない原因ですね。ですからオカメインコの適温になるようにケージ周りを保温するか、エアコンなどで部屋全体を暖かくしてみましょう。

オカメインコがなぜ餌を食べないのかは、案外オカメインコにとっては部屋が寒いからかもしれません。

飼い主さんにとっては快適な温度なのに、鳥にとっては寒いみたいで羽をブワッと膨らませているということもあるみたいです。

保温するなら、必ずオカメインコのケージに温度計を付けて適温かを確認しながら保温しましょう。あまり暑くても熱中症になってしまい危険ですからね。

それからサーモスタットも付けておくとより安心ですがサーモスタットが壊れていたら危険なので飼い主さんの目で温度計を確認しましょう。オカメインコが暑そうな仕草をしていないかというのも時々チェックしてあげてくださいね。

強制給餌の道具

餌を食べない時、必要な強制給餌にはどのような道具を使うのかというと、まずオカメインコの喉に差し込むカテーテルが必要です。チューブみたいなやつですね。

カテーテルは太さが細すぎてもオカメインコの気管に入ってしまいやすいですからダメですし、太すぎても食道に入っていきませんから12F(4ミリ)または14F(4.67ミリ)のカテーテルを用いましょう。

※ただし、生後20未満の餌を食べないオカメインコにはもう少し細い8Fくらいが丁度よいとのことです。

オカメインコが餌を食べない場合が、大人のオカメインコではなくて雛のオカメインコなら、カテーテルも受け入れてくれますが…。

成鳥になり警戒心の育ったオカメインコには、餌を食べないで命が危険になるよりも強制給餌を嫌がりますからグニャグニャした柔らかいカテーテルを鋭いクチバシで噛んでしまって胃まで入っていかないので、噛むことのできないステンレスニードルを用います。

そして餌を食べない時の給餌にはシリンジ(注射器)も必要です。

シリンジの中に入れる餌ですが、オカメインコ用のパウダーフードを薄めに溶かします。ダマダマがなくてしっかり溶けていることを確認しましょう。あまり濃く作ると、シリンジを押す時に抵抗が出てすんなりと押せないからですね。

餌を食べない時のオカメインコのパウダーフードの流動食の量はどのくらいかといいますと、3ccくらいです。5ccだとちょっと多いので、それ以下にしましょう。大人のオカメインコの方が胃が小さいので一回の餌はそのくらいです。

シリンジに餌を詰めたら、ある程度まで押して空気を抜いてください。空気でオカメインコの胃がパンチクリンになってしまうのを防ぐためです。

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強制給餌の方法

まず、オカメインコの状態を確認して強制給餌を行っても大丈夫かどうかチェックします。

ぐったりしているオカメインコには強制給餌は危険です。吐いてしまって気管に餌が詰まってしまうおそれがあります。

ですからその場合まずはオカメインコの周りを温かくして体力を取り戻させてから動物病院に行くなり、強制給餌になります。

鳥の場合は基本的に具合が悪い時は温めると良いですね。病気の場合は30度に保温していいといいますが、湿度が高いと熱中症ぽくなってしまうらしいので気を付けましょう。

湿度は高すぎてもダメですし、低すぎてもウイルスとかが浮遊しやすいので風邪にかかりやすくなりますね。取り敢えず湿度の上限は80度未満。湿度80度以下になるように気を付けてください。

前置きが長くなりましたがいよいよ、オカメインコが餌を食べない時の強制給餌の方法をご紹介します。まずはオカメインコを片手で保定します。

強く握るとオカメインコが息ができませんから死なせないように注意してください。保定でオカメインコを亡くしてしまう例も無いことはありませんから気を付けましょう。

オカメインコの首あたりを、左手の中指・親指を使って固定します。右手でシリンジを持って、カテーテルをやや斜め左に向かってオカメインコの喉に入れます。食道が、真っ直ぐではなくてやや左に向かっているからです。

必ず、オカメインコのベロの上をカテーテルが押さえるようにカテーテルを入れてください。オカメインコが餌を食べない意思の現れ…というわけではないでしょうが、ベロで抵抗してベロがチューブの中に入っていた場合、ベロが巻き込まれて惨事になってしまいます。

ベロがチューブに入っておらず、ベロの上をカテーテルが押さえていることを確認してソロソロとカテーテルを差し込みましょう。

カテーテルは、差し込むのに力はそれほど要りません。合っていればスルッと差し込めますが、もし抵抗を感じるなら食道の位置に当たっていないということなので位置を探り直しましょう。

生まれて間もない雛のオカメインコや、あるいはもしオカメインコの羽が剥げていて胃の付近の羽が無い状態なら、オカメインコの胃のあたりにカテーテルが到着したらうっすら透けて見えるはずです。

胃のあたりの皮膚はあまり分厚くないのですね。胃までちゃんとカテーテルの先が入ったら餌を注入してもオカメインコの気管に間違って入ってしまうリスクはなくなります。カテーテルがちゃんと入ったら餌を注入して、強制給餌は終わりです。

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まとめ

オカメインコに強制給餌が必要な時には、ぜひこの方法で試みてください。

餌を食べないのも怖いけど、オカメインコにカテーテルを入れるのも怖いという飼い主さんは、なるべく鳥の病院で診てもらえればいいですが、鳥の病院が遠いとか時間外だとかいう時にはやはり強制給餌の方法を知っておくと便利ですね。

道具もあらかじめオカメインコを飼い始めたときに準備しておくと良いでしょう。オカメインコのゲージや餌や栄養剤やおもちゃや体重計やなんかと一緒に揃えておくと安心です。

以上、餌を食べないオカメインコへの対策法についてご紹介しました。

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